「六月博多座大歌舞伎」間もなく開演
この6月3日(金)から福岡県にある博多座で「六月博多座大歌舞伎」が開演します。
関西と違って、地方都市では歌舞伎の定期公演がなかなか催されない中、この博多座での公演は、名古屋の御園座での公演と並ぶ、地方での貴重な定期公演と言えます。
(「こんぴら歌舞伎」など例外はありますが)
その「六月博多座大歌舞伎」では、大阪松竹座の「七月大歌舞伎」と同じく開演の数日前に「船乗り込み」が催されているのですが、コロナ禍の影響で2019年を最後に中止が続いていました。
今年は、大阪松竹座の船乗り込みが復活するらしいという観測もある中、「博多座も久々にやるのでは?」との見方もありましたが、結局4月末の段階で中止が発表されました。
もし実施されていたら、博多キャナルシティから博多川を辿りながら博多座に乗り込むという華々しい船行列が見られただけに、残念なことです。
こうなったら大阪松竹座「七月大歌舞伎」の船乗り込みだけは、規模を縮小してでも実施してほしいものですね。