大阪松竹座「七月大歌舞伎」 そして仁左衛門丈のこと
昨日、3年ぶりに大阪松竹座の夏の風物詩「船乗り込み」が開催されました。
今回は、ご覧のYouTubeでも配信されるなど、いろいろと新しい試みが行われた「船乗り込み」でしたが、一つ残念だったのが、先の記事でも「復帰」のニュースを取り上げたばかりの仁左衛門丈が、急遽休演することとなったことです。
先日の復帰インタビューではお元気な様子を見せていただけに、「船乗り込み」直前での休演発表には驚かされました。
まあ、「船乗り込み」の後の式典で、子息の孝太郎丈が「必ず期間中に復帰すると申しています」と言っていましたので、その言葉を信じて待つとしましょう。
今回は、他にも東京から松本幸四郎丈が昨年に続いて出演するほか、中村勘九郎丈、七之助丈の中村屋兄弟が久々に出演するなど、強力な助っ人が参加するので、興行面も期待できるでしょう。
さて、そこで気になるのが、「大阪の役者」と常々アピールしている愛之助丈が、どこで何をしているのかということです。
どうやら名古屋で海外作品の移植劇に出演するようです。
7月に「七月大歌舞伎」があるのは分かっているのに、誰がどういうスケジュールを組んでいるのかと思ってしまいますね。